【2019年5月】ベストエピソード オススメなろう小説 レイティ杯 結果発表
※注意!!! とある一人のクレイジーな作家のせいで、この記事には食事中の方には適さない表現が含まれております。そう、あなたですよ。わかってますね?
こんにちは。岡春レイティです。
ロクにSEO対策をしていないこのブログに来てくれたあなたには前置きは不要かと思いますが。
《第一回小説ベストエピソード レイティ杯》#RTした人の小説を読みにいく
— 小説を書くのが好きな岡春レイティ (@isecon311) May 26, 2019
応募小説のエピソードの中からBEST3と特別賞を決めてブログで発表
自分の小説の、このエピソードは自信ある!というの待ってます!
《条件》
・誰でもOK
・サイトどこでもOK
・RT
・リプに小説リンクと「○話〜○話」と記載
というわけです。応募してくださった30名くらいの皆様、ありがとうございます。
さっそく結果発表に移ります。
それと、最後に大切なお知らせがあるので、お時間ある方は見てみてください。
第3位: 『アブノーマルでも普通のお嫁さんになれますか?』1-1~1-4
作者:赤ての
ひとつの話を主人公視点とヒロイン(達)視点で交互に繰り広げる、レコードのような話し作りがまぁー面白い。
同じ話を2回やるなんて、いかにもくどくなりそうなところをうまくまとめていらっしゃって、こりゃすごいなと。
それを成立させてるヒロイン達の2面性、主人公から見えているA面と本性のB面、それぞれめちゃ濃くて大変よろしいです。
ヒロインに首輪をつけるシーンには作者さんの強烈なフェチズムを感じずにはいられませんでした。僕も新しい扉が開けそうでした。
これからがすごく楽しみです。早く続き書いてほしい……な作品でした。
第2位:『こちら異世界転生研究所
〜異世界転生の現実の希望的観測〜』Another5 "嘘"の世界1~5
作者:黒鼠
いろんな世界に転生する話の中での、『嘘』が許される世界でのエピソード。
話し自体は淡々と進んでいくんですが、最後に話を二点三点させるのがしてやられた感があっていいですねー。
この作品の大枠の中でこその面白さと、この一連のエピソードだけの独立した面白さを両立させてる点に脱帽しました(笑)
これはなかなかできない。まずキャラクターで引っ張って、それから世界観を出すという流れがすごくスムーズでびっくり。
この作品の特性上、何度も世界観を説明する必要があるからこそなんですかね?こりゃすごい。
実は2回くらい読み返しまして、そうするとすごく話自体は短いことに気付いてビビりました。
それなのに世界の奥行と、キャラクターの魅力にがっちりやられました。いやはや、流石でした(笑)
ちなみに、エイネはもう出てこないんでしょうか……。
第1位:『pianissimo-ピアニッシモ-』第三楽章 5 告白
作者:伊勢祐里
女子高生ふたりの会話が中心の話でしたが、親しいからこそのもどかしさと美しさを感じさせる名エピソードでした 。
まず、心が洗われるような美しい文章にビビりました(笑)
冬の冷たくて澄んだ空気と、それに包まれた二人のやりとりが醸す雰囲気がめちゃくちゃきれいだなぁ、と。
今までの話は一切読んでいないのに、この二人が積み重ねてきた時間と感情がしんしんと伝わってきて、胸が詰まる思いがしました。大変エモいです。
いやぁ、この企画やってよかったです(笑)
まさに僕が求めていた作品でした。
それと、情景描写ってこうやるんだなと、一人の作者として勉強にもなりました。
カギが地面に落ちて、それを拾う。たったそれだけのことなのに、文章ひとつでここまで伝えられるのかと、そんな小説の良さが詰まっている作品でした。
以上、ベスト3でした。
ここからは特別賞ですが、今回はひとつだけです。
ファッキンクレイジー賞:『糞』
作者:京野うん子
ただでさえ閲覧数の少ないこのブログの門戸を狭めた戦犯の作品。
ほんと許しがたいのに面白いという悔しさ。この記事の中にピアニッシモと糞が並ぶことに戦慄さえ覚えます。
学校のトイレをめぐる群像劇、なんでしょうかこれは。僕にはわかりません。
ホラー、恋愛、ギャグ、どんなジャンルにもカテゴライズできない。これは「うん子」という新たなカテゴリーです。
トイレットペーパーが韓国のりになるシーンで笑った自分を、ちょっと嫌いになりました。
僕はこんなことを書くためにブログを書き始めたわけじゃありません。
ですが、この作品は文句なしの面白さだと認めざるを得ませんでした。
という結果です。
選考はめちゃくちゃ迷いましたが、今回はそのエピソードだけでの独立した面白さにフォーカスしたランキングだったので、泣く泣く削った作品ばかりでした。
どれも掛け値なしに面白い作品ばかりだったので、また別のランキング募集の時にぜひ応募してください。そのときはもっと深く読むので!
そして、今後のランキングについての大切なお知らせです。
・一位には景品を出します
・景品はAmazonギフト券500円分です
・ツイッターのDMで送ります
・ブログ内に広告を表示します
・その収入が増えたら増えた分だけギフト券の金額をUPします
・ブログの運営費(サーバー代等)以外は全部還元します
と、いいますのも、僕は小説を書く中で
「これがちょっとでもお小遣いになったらいいのになぁ」
「そしたら絵師さんに依頼とかできるのになぁ」なんてよく思うからです。
絵師さんも作家さんもクリエイターです。
世の中に新しい価値を創造する彼らに、少しでもインセンティブが入れば楽しいんじゃないかなぁと常々思っております。
僕の知り合いのイラストレーターさんや作家さんも、バイトを掛け持ちしながら作品を仕上げているそうで、せっかく技術がある人がバイトでヘトヘトになってしまうのは、なんとも世知辛いなぁというところです。
そんな方が、バイトのシフトを一日でも二日でも減らせるようにできればと思っておりますので、皆さんもよかったら時々ブログを見に来てくれると嬉しいです。
まだ広告表示の審査も通っていませんが(笑)
絶対に実現させるので、よろしくです。
最後に、応募してくださった作家の皆さん。楽しい時間をありがとうございました。